九月記(長月)
長雨月(ながめつき)と呼ばれるほど雨が多く降る月で、8・9月は台風の発生、上陸数とも年間最多です。年平値25個が発生し、今年は若干多く30個と予想されますが、このうち約3個が上陸し直接被害をもたらします。
一方、当時まだその名称がなかった45年前の2.2倍、年間68回(2020年)発生する線状降水帯による大雨被害が注目されるようになりました。平成29年7月の九州北部豪雨に続き、令和2年7月に追い打ちをかけるように被災した地域の復興が一日も早くなされるよう祈るばかりです。
私共の施設も河川に隣接し、洪水の恐れにさらされていることから、垂直避難を念頭に避難施設を整備し、地域の皆様にも開放しております。
定期的に避難訓練は行っていますが、今年も避難施設を利用することなく、利用者の皆様と共に平穏な秋の夜長を過ごせるよう強く願うばかりです。
令和5年9月
社会福祉法人 わかば会
理事長 三浦 好
トップページ 更新 2023 年 3 月 1 日
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