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三月記(弥生)

わかば会 三月記(弥生)
 奈良時代までは、花といえば中国からもたらされた梅をさしていましたが、平安時代の国風文化以降に桜へと替わりました。
 一方で、縄文の遺跡から桜を用いた遺物が出土することから、桜は日本列島に日本人の先祖がやってくる遥か前から野山で春を告げていたと思われます。やはり、日本人の心象風景にあって、一番似合う花は、桜なのでしょうか。
 さて、3月の月名は「弥生」、異名には「花月(かげつ)」、「桜月(さくらづき)」、「早花咲月(はなさきつき)」、「花見月(はなみづき)」といった花にちなんだものが多数です。草木が生い茂り、春の息吹を最も強く感じる花の季節所以です。
 「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」これは誰もが一度は耳にしたことがある小説の一節ですが、古来、桜の花には鎮魂のはたらきがあると考えられてきました。
 来る3月11日、市内弥生地区で桜の植樹会が行われます。12年前の東日本大震災で亡くなられた人々や、コロナでこの世を去られた方々への慰霊のボランティア植樹です。
 先般のトルコ・シリアの大地震のニュースにふれ、南海トラフ地震の対象地
域に住まう者として、とても他人事とは思えません。
 桜の花の儚さを人の命のあっけなさに重ねることなく、多くの花を愛でる平穏な月としたいものです。

令和5年3月
社会福祉法人 わかば会
    理事長 三浦 好



トップページ 更新 2023 年 3 月 1 日

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