十一月記(霜月)
十一月記(霜月)
霜月の由来は、霜が降る月という意味の「霜降月(しもふりつき)」が略され「霜月」になったとされます。
また、神に歌舞を奉納する「神楽」が盛んに行われる月ということで「神楽月」とも呼ばれます。県内には、多くの神楽社があり、秋になると地区ごとに神楽の舞台が設けられ、心沸き立つ祭事に身を躍らせた子供時代への郷愁が募ります。
片や痛い思い出ですが、1977年から87年までの11年間、ほぼすべての小中学生に対しインフルエンザの集団ワクチン接種が行われていました。この間、肺炎やインフルエンザによって死亡する高齢者の数は激減しましたが、副反応問題から任意接種に切り替わった10年後には、高齢者の死亡者数は以前の高い数値に戻りました。新型コロナが同じ轍を踏まないことを祈ります。いずれにしても、コロナやインフルエンザのワクチンは、多くの人の健康と命を守る手立てとして有効です。一日でも早い接種を心がけましょう。
令和5年11月
社会福祉法人 わかば会
理事長 三浦 好
トップページ 更新 2023 年 3 月 1 日
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